第6章

IDIOM

慣用句

脂が乗る

(主に)魚の身の脂が多くなり美味しくなっているという意味から、調子がよく、仕事などを積極的にしている人に対して使う。


元々の意味:「今の時期のイワシは脂が乗っていて、おいしいですよ。」
慣用句の意味:「山田さんは入社して三年目、いよいよ仕事に脂が乗ってきて、毎日が楽しそうですねえ。」

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ESSAY

パーソナルエッセイ

Dana Berte
2014.05.29

どうやってこの仕事をするようになったのか?

せめて週一回聞かれる。日本の田舎に住んでいるので、一見したら英語教師だと思われる。本当の仕事は日本酒造りだということを教えたらなかなか話しが長くなるけれど、説明してみる。

1990年、米国マサチューセッツ州。私は5歳だ。パンを食べたらバターを塗らず、サラダを食べたらドレッシングをかけず、簡単なものそのまましか食べられない気ままな子供だ。

飲食物のために生きる人間になる可能性がまったく見えない性格だった。

2002年、日本神奈川県。17歳だ。親戚が仕事のために日本に住んでいて、私は遊びに来ている。親のお猪口から初めての熱燗を口にしてみる。消毒用アルコールみたいにキツイ匂いが鼻に当たる。味は「熱い」という印象だけで、二度と飲まなくても損しないと決める。

5年間も日本酒について一切考えなかった。

2007年、青森県つがる市。22歳だ。大学を卒業して、ようやく就職できて日本に戻っている。国際交流の仕事をしながら定期的に親睦会に誘われる。今回、上司に「せっかくだから、地酒を飲んでみて」と言われ、嫌な顔をしないように一生懸命お猪口を口にあげてみる。前の時みたいに熱くなくて、冷酒で、香りがまさかワインみたいだ。「これが日本酒なの?」間違えられたかと思ってメニューで確かめようとして、銘柄の漢字が読めない。まあ、いいか、飲んでみる。香りのとおり爽やかで飲みやすくて、ワインに絶対負けない味わいだ。こんなものでも日本酒と呼ばれるのか、非常に驚いている。

この瞬間、やっと日本酒と親しくなった。

その後日本酒にはまって、勉強の機会を探して、思い切り日本酒のことを学び始めた。本を読んだり、蔵見学や地酒講座に参加したり、飲んだ日本酒の味わいについて日記を書いたり、日本酒をテーマにしてホームパーティを行ったり、いつでもどこでも誰とでも日本酒の魅力についてしゃべる、日本酒宣伝者になった。

2010年、青森。契約でやっていた仕事が終わったら次何がしたいかじっくり考える。「趣味になっている日本酒に関する活動ができれば毎日面白いだろう。もしかして実際の醸造に携わる仕事でも見つかるのかな?どこかの蔵が未経験の外国の女性でも採用してもらえないのかな?」

アホみたいな夢を真面目に追いかけた。

結果は?酒造会社に受かって、荷物をボロボロな軽自動車に積んで、行ったことがない高知県に一人で引っ越してきた。そのうち醸造部にも入らせて、現在は商品開発担当として色々お酒造りに携わっている。つまり、毎日お酒を造っている。

アホみたいだったと言っても、未知の世界に飛び込んでよかった。この夢を追わなければ一生後悔していたと心から信じている。知らない味を知らないままにするみたいに、人生もチャレンジしなければもったいない。挑戦するこそ、生きるということなのだ。

「内容質問」の解答

本書の章末「内容質問」の模範解答です。

1 「イネ」「米」「ご飯」英語では「rice」になりますが、イネ(稲)は植物としてのrice、米は穀物として、ご飯は調理された時に使います。「ご飯」には食事の意味もあります。

2 長粒米と短粒米があります。長粒米は粘り気が少なく、短粒米は粘り気が強いです。東南アジアでは長粒米が多く、日本は短粒米が多いです。

3 イネは紀元前9〜10世紀にアジア大陸から来ました。弥生時代には水田による栽培が行われています。

4 富の象徴になりました。税金にも使われました。神や仏へのお供えとしても使われます。

私の国の米の料理

皆さんの国の米を使った料理を教えてください。

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Column

番外編

江戸文化に造詣深い筆者による日本の食に関するコラムです。