寄席と落語

寄席と落語

落語は400年以上の歴史を持つ古典大衆芸能です。演者(噺家)一人が座布団に座って、滑稽な話、涙を誘う話、あるいは、怖い話などを演じる話芸です。演者は着物を着ていて、舞台に大道具や背景はなく、小道具は扇子と手ぬぐいのほかは何も使いません。
また、演者が立ち上がったり、動き回ることはありません。物語は主に登場人物の会話で進んでいくので、一人で複数の人物をうまく演じ分ける必要があります。

落語が常時演じられている劇場を寄席と言います。
現在、東京には寄席が四軒あり、いつでも落語を聞くことができます。寄席のプログラムでは、落語と落語の間に紙切り、漫才、大神楽、奇術などの出し物も演じられます。

寄席と落語については以下のウェブサイトにとてもうまくまとめられているので、是非ご覧ください。

日本芸術文化振興会編 文化デジタルライブラリー 
落語
https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc20/rekishi/rakugo/index2.html
寄席
https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc20/digest/index.html

ミドルベリー大学日本語学校でのレクチャー(英語)(2008年)

ミドルベリー日本語学校で行った、落語と寄席の紹介です。柳家さん喬師匠、林家二楽師匠、柳亭左龍師匠が、高座作りから協力してくださっています。

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ミシガン大学でのレクチャー(英語)(2017年)

柳家さん喬師匠と柳家喬之助師匠が文化庁の文化交流使として北米をツアーした時にミシガン大学で行ったレクチャーと落語公演の様子。(喬之助「つる」さん喬「長短」)

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落語 -ゼロから世界を生みだす-

著作・制作:国際交流基金

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落語に関する参考URL・参考文献