コロナ禍の中、授業が全面的にオンライン化され、ZoomやWebexといったアプリケーションが我々の毎日の生活の一部になりました。さらに、外出自粛という制限が課せられ、閉塞感もつのっています。
Zoomが授業以外にも使えないかと考え、プロの寄席芸人お二人の協力を得て、世界に向けてZoomで寄席(のようなもの)ができないかと試行を重ねています。目指しているのは「場を共有している人との一体感」「字幕などを取り入れた外国人・日本語学習者も楽しめる活動」「出演者との交流」の三つです。前回までのアンケートの結果を踏まえて、5/23(土)に第二回Zoom寄席を実施することにしました。日本時間の午後8時開始としましたので、広くヨーロッパからアジアまでの地域からご参加いただけると思います。
前回同様、ご出演は落語柳亭左龍師匠、紙切り林家二楽師匠、それに加えて、それぞれの師匠方のお弟子さんがお二人参加なさいます。(二人とも現在「前座」というランクです。)Q&Aコーナーでは、お弟子さんへの質問も受け付けます。
寄席芸の「紙切り」は通常は舞台でお客様からお題をもらって即興で切るという出し物です。短い時間にハサミだけでイメージを切り出す技術の見事さに加え、できた作品はお客様がお土産としてもらえるので、とても人気がある演芸です。Zoomのチャット機能を使って、リクエストを募り、その中から演者が選ばせていただきます。お土産の作品は後日郵送します。日本国外にもお送りする予定ですから、ご遠慮なく。(申し訳ありませんが、郵送手数料として一律$10 USDのご負担をお願いします。)
今回から「後払い木戸銭方式」を導入します。木戸銭は$10 USDで、終演後クレジットカードでお支払いいただけるようにしました。(木戸銭はすべて出演者にお渡しします。)
落語の演目は事前に決めてありますから、予習が可能です。日本語学習者を含む落語に馴染みのない方たちも楽しめる方法を参加者の皆さんと探りたいと思います。
世界中まだまだ外出もままなりません、今回も笑って免疫力を高めてみませんか。また、折角の「外出」の機会ですから、おめかしなさっておいでください。
*出演*
柳亭左龍、林家二楽、柳亭左ん坊、林家八楽
*開場時間* 開演30分前
*Zoom初心者の方は早めに入場されて、画面設定の方法をお試しになってください。わからないことはチャットで聞いてください。
*イベント入場料*
後払い木戸銭 $10(お支払いはイベント終了後eventbrite社のサービスを使って、クレジットカードで行います。)
https://www.eventbrite.com/e/zoom-second-zoom-yose-japanese-rakugo-and-paper-cutting-tickets-104760802380
*申し込み締め切り*
5月22日(金)午後5時 (日本時間)
150人に達し次第、受付を終了いたします。申込みはぜひお早めに!
世話人:畑佐一味(パデュー大学)・米本和弘(東京医科歯科大学)・浜田典子(秋田大学)
お問い合わせ先:zoomyose@gmail.com